分解すると・・・つながります!
朝の天気予報で、「今日は、『幻日(げんじつ)』が見えるかもしれません」と言っていました。初めて聞く言葉です。太陽光が起こす現象で、太陽から少し離れた同じ高度の空に明るい光が見えるそうです。(Wikiには、写真つきで詳しい説明があります。)
ところで、この言葉を聞いた次の瞬間には、和英辞典をひいていました。英語では何と言うのか、気になります・・・。
[気象] parhelion
と、ありました。新しい単語に出会ったら、とりあえず分解します(←癖ですね)。今度は英和辞典です。
par + helion
・par はparallel 等というように「平行、同時、類似」などの意味を持つパーツです。
・helion はhelio- で「太陽の」という意味を持つパーツです。
これで、太陽が並んでいるような映像が浮かんできました!さらに、近くの単語を見てみると、
と、太陽に関連する単語が並んでいます。雑学も・・・。
こんな風に、単語を分解してみると、知っている単語とのつながりが見えてくることがあります。parhelionは、スペルチェッカーが警告するほど、一般に使われにくい単語のようですが、たとえば、
television : tele (遠い)+ vision (像を見ること)
telephone : tele (遠い)+ phone (音)
なら、身近に感じられるのではないでしょうか。こうしたコツを上手に使って、単語はつながり=ネットワークで増やしていくことをおすすめします。