the weakest link

こんにちは。山梨県中央自動車道トンネルで天井板が崩れ落ち、死傷者が出るという事故、驚きました・・・。原因は何だったか、安全点検はどのように行われていたか等、例によって事実の断片がぱらぱらと報道されるだけなので、全容はまだわかりません。
これまでの報道では、N高速道路株式会社は、天井板を吊り下げていた金具を固定するボルト周辺を点検するための打音検査(金づちでたたいて音の違いを確かめる)を行っていなかったことが伝えられています(←適当に書いてはいけないため長くなりました)。「トンネルの上部が天井板から5.3mと高い位置にあって手が届かないことから目視にとどめていた」そうです。「会社の点検要領には打音検査の記載はなく、できる範囲で行うことになっている」とも。

崩落事故の1週間前は、前日は・・・1分前までは、「安全な」トンネルだったのです。安全はどのように確保できるんだろう、と考えていて思い出した格言があります。

A chain is only as strong as its weakest link.
(鎖の強さはその最も弱い輪によって決まる)

鎖が切れるとき、複数の輪が切れる必要はありません。たった1つの輪が切れればその鎖は切れます。このたった1つの輪が、この鎖のweakest link(最も弱い輪)で、鎖の強度はこの輪の強度で決まるのです。他の輪がどんなに強くても・・・。転じて、人や組織、システム等についてもweakest link の考え方をあてはめることがあります。
崩落しなかった箇所ではなく、崩落した箇所の強度がこのトンネルの強度でした。これまでの点検作業によって、多くの「起こったかもしれない事故」を防ぐことができた実績は「強い輪」、目視で済ませてしまったことは、安全性のthe weakest linkだったと見ることもできます。
そして、

I'm only as strong as my weakest link.

これが真実なら。今日の weakest linkが、昨日の weakest linkより強くなっている私でありたいと思っています。


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かもめの単語帳
as 〜 as A : Aと同じくらい〜