準2級合格、その後は。
こんにちは。英検準2級二次試験のfeedbackを書いていませんでした。生徒さんの努力が実り、全員合格となりました! そして、判明したことがあります。二次試験で使用される「面接カード」が、3種類存在するということです。2種類じゃなかった(OMG)・・・。
生徒さん(この方は中学生)に、どちらのカードだったかきいたところ、「カードCでした!」と言われて驚きました。というのも、いわゆる「過去全問題集」が数社から出版されているのですが、いずれも「カードA」「カードB」の2種類しか収録されていませんし、特記事項もありません。
それなら、「全」問題集というタイトルはいったい・・・。
しかも(書いていいでしょうか)、質問の1つは、「美術館(博物館)の高校生の入館料は無料にするべきか?」(英語での表現は不明)というものだったそうです。これは、中学生にとって「日常生活」の範囲内?と思うのですが、「カードC」とはそういう位置づけなんでしょうか?一次試験のスコアに関係するとか?
「カードC」だった方のご感想をお待ちしております・・・。
さて、準2級に合格したら、さっそく2級を目指したいところですが、敢えてブレーキをかける冷徹なコーチです(笑)。この段階で、英検合格という「通過点」が「目標」にすり替わってしまうのは、すこし危険だと感じているからです。
下の級からスタートしたら、2級・準1級は大きな目標かもしれません。でも、膨大な量かもしれませんが、一次試験は、特定のインプットとアウトプットのトレーニングによって必ずクリアできます。パターンに習熟することで、子どもの受験生さんでもクリアできてしまうのです。
2級を持っているという大学生さんたちの英語力を目の当たりにする者としては、英検2級の英語運用力の「ものさし」としてのあやふやさも身にしみています。すこし危険、と感じる理由です。
英検はすばらしい資格ですし、モチベーションを保つにもよいと思います。ただ、合格することだけを目指すと、自分の英語力がその級のうたっている英語運用力に値するかどうかを問うことを忘れてしまいがち。私の生徒さんには、幅広い英語運用力をつけてほしいと願っていますので、英検合格は通過点(結果)であることが望ましいと思っています。
本日もお読みくださり、ありがとうございます♪