どんな望みもかなえるシンプルな方法
こんにちは。立て続けにTEDx Talksを観てしまいました。しまいました、というのは、そんなつもりはなかったのにyou might also like…という感じで次々に動画が挙げられて来まして、4本観たところで強制終了(笑)。
その中の1本がメル・ロビンス(Mel Robbins)氏のこちらのトークです(日本語字幕付き)。
http://youtube.com/watch?v=Lp7E973zozc
4本のうちではショーの要素が強い方で、笑いながら「なるほど」と思ったものです。ずいぶん威勢のいい方が話し始めたと思ったら・・・
“For the last seventeen years I have done nothing but help people get everything that they want.”
(過去17年間、私はひたすら人々が望みをすべて手に入れるためのお手伝いをしてきました)
こんな風に自己紹介するなんて、最強の「つかみ」だと思いませんか? しっかりつかまれました、ええ(笑)。ロビンス氏のことは知りませんでしたが、CNNのコメンテーター、テレビ司会者、ライフコーチなど多方面で活躍されている方のようです。早口で、ちょっと毒舌(?)なところも人気の秘密なのかもしれません。
トークの内容は
・望みをかなえる方法
・「大丈夫」の大丈夫でない理由
・心の「スヌーズ」ボタン
・知っておくべき1つの事実
・脳が好む「自動運転」モード
・人生に行き詰まりを感じる理由―最も基本的な欲求とは
・望みをかなえる5秒ルール
大まかには、このような流れです。あちこちで聞いていた「コンフォートゾーン(comfort zone)から出る」という考え方にも触れられますが、少し切り口が違っていて面白かったです。
“Your soul needs exploration and growth. And the only way you get it is by forcing yourself to be uncomfortable.”
(あなたの心は探求と成長を必要とします。そしてそれを満たす唯一の方法は強制的に居心地を悪くさせることなのです)
5秒ルールは知りませんでした。いつもと違ったことをしようとすると脳が「非常ブレーキ」をかける、それに要するのが5秒だと言います。だから、アイディアが思いついたらすぐに行動に移すことが大切なんですね。非常ブレーキがアイディアを潰してしまうまでに―。
ところで、望みをかなえるためのこのトークで「望みがかなわないメカニズム」がくっきり見えたことが私には大きな収穫でした。望みの正体を知らずに望みをかなえることはできません。望みの在りかを知らない場合はなおさらです。メル・ロビンス氏のいう脳の「自動運転(auto pilot)」と「非常ブレーキ(emergency brake)」というたとえがヒントになりました。
おそらく、自動運転モードは脳の本来の姿だと思います。とりあえず本能に従って暮らしていくのが自然な状態で、現代人でいえば、自分の決めた枠組みで冒険しないで過ごすことが楽です。変わらなきゃと思っても変われないのは、おそらく自然な状態で、脳が「変わってもらいたくない」(笑)。だから、変わろうとすると「非常ブレーキ」がかかる、というより私たちがブレーキを「かける」。
一方、望みというのは、届かないから「望む」のですが、届く場所へ行かなくては手に入りません。それには、ここ(自分の決めた枠組みの中)にいたのではだめなのです。どうして望みがかなわないんだろうと思うとき、こうだったらいいなと思うとき、もしかして、ここから一歩も動かずにかなえようとしていませんか?
それでは、絶対、かないません。
枠組みの中にいたまま得ようとしてもだめで、だからこそ、コンフォートゾーンを出なさいだとか、箱の中から出て考なさいだとか、「出なさい」話を多くの方々がされる(笑)。望みをかなえる第一歩は、心地よい今の枠組みから出ること。非常ブレーキがかかる前に。
気持ちが動いたらすぐ行動、その後押しをしてくれるトークでした。まずは、ブログを書く気になりましたから♪
May something wonderful happen to you today♪