品詞を少し気にしてみる
こんにちは。英語を読む時(聞く時も)は、S+V(主語と動詞)を見つける作業の連続です。ここで読み違えると、まったく意味が取れなかったり、日本語訳を読んでも「なぜそうなるの?」ということが起こります。知っている単語ばかりなのにすっきりしない、ということはありませんか?
その原因は「品詞」の思い込みかもしれません。
最初に動詞として覚えた単語を、それ以外の品詞として読む(聞く)ことは難しいです。英語の動詞は、形を変化させることで、名詞や形容詞など他の品詞のようにも使えますが、少し厄介なのが、形を変えずに他の品詞として使える場合です。
たとえば、rideは「乗る」という動詞として覚えるかと思いますが、「乗ること」「乗車」という名詞の意味も持ちます。
A few minutes’ bus ride will take you to the airport.
(数分バスに乗れば空港に行けます)
このrideは名詞です。数分のバス「乗車」があなたを空港へ連れて行く、というのが直訳です。動詞を使って書きかえると、
If you ride on this bus for a few minutes, you’ll get to the airport.
となります。こちらの方がなじみやすいでしょうか。
最初の英文は、高校英語や参考書では数多くの「無生物主語」パターンの1つという位置付けになるので、品詞を特に意識させられることは少ないかもしれません。
日本語では、「動く」と「動き」、「練習する」と「練習」のように、動詞と名詞の形ははっきり違いますが、英語では「乗る」も「乗ること」も同じrideを使うことができます。かといって、すべての動詞がそうだというわけではありません・・・。
形だけでは見分けられないので、他の語との関係をみる必要があります。
"Thanks for the ride."
(乗せてくれてありがとう)
ここでは定冠詞theもついていますし、名詞であることは明らかです。送迎してもらった時に使える定番表現なので、丸覚えしてしまってもいいですね。
日常に使うやさしい動詞では、walk, run, drive, wait, stand などもこのような使い方ができます。「待ち時間」は、和英辞典ではwaiting timeと出ていますが、短くwaitだけでも大丈夫です。
“How long will the wait be?”
(待ち時間はどのくらいになりそうですか?)
レストランなどで使えそうですね。動詞を使って
"How long do we have to wait?"
と言うこともできますが、「どれくらい待たせられるの!?」という、やや不愉快なニュアンスが漂うかもしれません。
こうして、出会った時にストックを増やしていくという方法と、辞書で単語を調べる時に、他の品詞のマークの部分まで、少し足(目?)を延ばしてみるというちょっとした工夫。これで、英語の勘のようなものが着実に養われるので、品詞の感覚も身についてきます。
本日もお読みくださり、ありがとうございます♪