旅行に効く!音読

こんにちは。先日、海外旅行にいらっしゃった生徒さんから嬉しいお声をききました。往復の飛行機でのこと、「これまでは、機内アナウンスは、ああ英語だなーと思うくらいでしたが、今回は何を言っているかはっきりわかりました!」
コマーシャルみたいですが(笑)、本当の話で、しかもご入会から間もない方です。中学英語の復習から始めて、短期間で上達を実感していただけたのは、家庭での自習課題をきちんとこなしていただいたことが大きな要因とみています。
自習課題とは、もちろん、音読です。

このテキストは、音読を軸に、揺るがない英語の基礎回路を作るというコンセプト(執筆陣が素晴らしい)。CDを聞き、しっかり音読。レッスンでも発音矯正や音変化のパターンを学んでさらに音読・・・と重ねて、英語を深いところへインプットします。
リスニングの効果を実感されたというエピソードをご紹介しましたが、種明かしをすると、テキストにはやさしい機内アナウンス文も収録されているのです。とはいえ、本物のアナウンスが聞き取れたということは、かなり熱心に取り組まれたことの証。生徒さんの喜びは講師である私の大きな喜びです。
そして、音読はスピーキングにも効果的です。
旅先で特に使う会話表現や単語を学んでおくと安心ですが、ひと通り覚えていっても、そのとおりの展開にならなかったり、聞き取れなかったりすることはあります。「もう少し話せたら」と思う時は、そういう時ではないでしょうか。
そういう時に必要なのは、実は基礎的な英語力ということが多いのです。
リクエストなら、"Could you tell me....?" や"Where can I ....?" などの基本の型がわかっていれば何とかなります。「付け合わせ」という単語が思い浮かばなくても、「一緒に来る」と考えて"Does that come with vegetables?"(野菜はついていますか)と言えますが、これなら中1レベルの英語です。
その英文がすっと頭に浮かぶかどうか?ですよね。
そのためには、普段から口慣らしをして、必要な英文の型をいつでも引き出せる状態にしておくことが大切。英語を日常的に話す環境にいなければ、音読で口慣らしができますし、「自分の口から英語が出る」経験値を積むこともできます。
The best part is....「続ける」ことができる人なら必ず結果を出せる!ということです。

本日もお読みくださり、ありがとうございます♪